デリバーフォース創設とその目的

目次

  1. デリバーフォースとか何か
  2. デリバーフォースは何をするのか
  3. デリバーフォースの目的地はどこか
  4. これまでの運送会社と何が違うのか
  5. FKDGとの違い
  6. 4つのお願い
  7. 参加申込み方法

デリバーフォースとは何か

デリバーフォースとは、直請けに特化したアライアンス(フリーランス同士の提携)です。プロジェクトごとに数人でチームを組み新規開拓と運行を行います。そしてこのプロジェクトの軸はDeliverforce株式会社(私の設立した法人)となります。

デリバーフォースは何をするのか

直請けのチームを作り、アイデアを出しプロジェクトにして、荷主さんを調査し、アプローチする。商談をして、取引が始まったら必要に応じてドライバーを増やしていく、そんな流れです。そのプロジェクトには核となる3人はいますが、関係はフラットです。上も下もありません。そしてこのプロジェクトの軸がDeliverforce株式会社となります。

最初はアライアンスですが、プラットフォームとしても機能していけたらと思っています。デリバーフォースのメンバーそれぞれがSNSなども活用して、自分とこのアライアンスを宣伝していき認知度を高め、ホームページやSNSを見た荷主さんの方から連絡が来るようになることが理想です。

デリバーフォースの目的地はどこか

今度デリバーフォースはどのように発展してゆくのでしょうか。会社として上場を目指しどんどん成長していき、最終的には佐川や日通と肩を並べるようになる、、、という野望はまったくありません。

私が目指すところは、「成長」というより「個々の円熟」です。デリバーフォースのアライアンスの中でいろんなプロジェクトが増えていき、各チームの各ドライバーが自立し報酬面でもやりがいの面でも満足して働ける環境が増えて整っていく。いずれは個々のドライバーのもとに荷主さんからオファーが来るようになる。そんな感じを目指していきます。

荷主さんに対しては、「ただ実直に運ぶだけ」のドライバーではなく、「問題解決や販売促進の助けになる」ドライバーとして存在したいと考えています。なので、多少めんどくさい業務が増えるかもしれませんが、その代わり「あなたが必要だ」と言われる存在になり、高単価で満足した仕事を継続的に得られるようになります。

これまでの運送会社と何が違うのか

これまでのほとんどの運送会社はヒエラルキー、ピラミッドのような階層構造の中で仕事を請け負っています。大手の運送会社と仲良くなってそこから仕事をもらって下請けとして働いています。小さな設立したばかりの軽貨物運送会社の場合は、二次請け三次請けの場合が少なくありません。

そのような多重請け負いの中で働くのはもちろんメリットもあります。自分が運行できない時の代役を見つけてもらえる。新規開拓をする必要がなく、与えられた仕事を誠実にこなし信頼を積み重ねることにより仕事を請けることができる。

とはいえデメリットもあります。「損して得とれ」を行っているはずのに、いい仕事が回ってこない。報酬単価が低いし、手数料は不明瞭、働いてから報酬が支払われるまでが遅すぎる。やるべきことは指示されているが、荷主さんとのコミュニケーションはできていない。

デリバーフォースは質の高い直請け案件の獲得を目指します。「損して得とれ」を行う場合は限定的に明確な目標を持ってチームで行います。報酬単価はギグワークより高く、手数料はすべて明らかにし、報酬の支払いサイトは希望すれば即日、10日から長くても40日にします。

直請けでありながら、案件をチームとコミュニティで回すため休みが取れます。自分と家族の予定を優先できます。独りではなくチームで新規開拓を行い、営業や配車や経理など役割を分担すため負担が減り、見方も広がります。全ての希望するドライバーが荷主さんとコミュニケーションを取れるようにチームでプロジェクトに取り組みます。

FKDG(フリーランス軽貨物ドライバーズグリッド)との違い

ふっきーは「新しくデリバーフォースを作ってFKDGのコミュニティを捨てるのか」と思う方もいるかもしれません。それは違います。前にも言いましたが、FKDGは直請けもギグワークも運送会社も水屋もまだ軽貨物を始めてない方もオッケーな多様性を重んじるコミュニティです。かっこよく言えば「ダイバーシティ」です。

わたしは運送会社からの仕事もコミュニティの仲間経由で請けていて、それは勉強になっています。またアマフレやピックゴーなどのギグワーク、くらしのマーケットやジモティーなどのBtoCのプラットフォームの最新情報を得ることができています。ですから、FKDGとデリバーフォースは役割が異なるわけです。

4つのお願い

さて、そんな感じのデリバーフォースですが、ひとりでも多くのドライバーさんに参加いただきたいと思っています。とはいえ、FKDGとは違い、こだわった考え方のもとに創設したユニークなアライアンスですので、すべての方に参加いただくのは正直難しいのかなと感じています。「仲の良いやつ入ってね!」という呼びかけではありません。価値観の問題です。

それで、以下「4つのお願い」を記しました。デリバーフォースというアライアンス(フリーランス同士の提携)への参加をご検討いただける方は、これらのお願いすべてに同意していただく必要があります

①直請けに対して積極的であること

ここでいう直請けとは、「運送会社を介さず荷主さん依頼者さんと業務委託や業務請負の契約をすること」を指します。

この直請けをしたいと願っている方、直請けのために営業されている方、自ら独りで営業するのは求めていないがチームでなら営業に参加したいと願っている方、どれかに当てはまるのであれば、デリバーフォースのアライアンスに参加することをご検討いただけますと幸いです。

逆に「直請けは独りでやりたい、配下ドライバーがほしい」という方はデリバーフォースに参加する必要はなく、FKDGでその案件を紹介していただければ十分だと思います。

②貨物保険に入っていること

ウーバーイーツ、アマゾンフレックスだけであれば貨物保険は必要ないですよね。しかし、デリバーフォースのドライバーは多種多様なものを運ぶ可能性がありこれはセルフマネジメントの一環でもありますので、最初の段階で貨物保険に入っていただくことをお願いしています。安いもので年間1.5万円ほどです。

③セルフマネジメントをしたいと願っていること

「セルフマネジメント」の能力がある人の特徴を以下に挙げてみます。
・周囲に惑わされることなく、業務に集中することができる
・状況に応じた適切な対応と判断をすることができる
・業務内容にかかわらず、高パフォーマンスが実践できる
・スケジュールを立て、ゴールに向けて着実に行動できる

逆に、一方、「セルフマネジメント」が苦手な人にはこのような特徴が見られます。

・周囲に影響されやすく、必要以上にストレスを抱える傾向にある
・感情やモチベーションを上手にコントロールすることができない
・主体性に欠け、何でも受け身な姿勢である
・自分でものごとを考え行動することができない

現状、たとえ理想の状態には程遠いとしても(私もかなり問題点がある人間ですが)、そうなりたいと願い、そして努力している人とアライアンスを組ませていただきたいと願っています。

④譲歩、謙遜、勇敢を重んじること

数人のチームでプロジェクトを進めていきます。自分のアイデアが一番よいと思っても、他のメンバーも自分のアイデアが一番よいと思うかもしれません。お互い理性的に論理的に説明しますが、譲歩しましょう。すべてのアイデアを通そうと思わないでください。またチャンスはやってきます。

自分のやり方が間違っていたために、また運行でミスをして謝る必要があるかもしれません。そのミスをチームで公表して、たたき台に必要があるかもしれません。謙遜になり、お互いアドバイスをしてアドバイスを受け入れましょう。虚勢を張るのはやめて、腹を割って話し合いましょう。

デリバーフォースの営業方法は「ちゃんと働いて仲間から仕事を振ってもらう」ではありません。新規開拓です。とはいえ、やっぱりきついです。反応なし、断られることは覚悟の上です。勇敢に粘り強くチームで新規開拓していきましょう。また、チーム内でアドバイスをすることも勇敢さが求められます。関係はフラットですので、自分より経験や能力がある人にも積極的に(もちろん丁寧に)自分の考えやアイデアを伝えるようにしましょう。

参加申込み方法

ここまで読んでいただき、いかがだったでしょうか。参加検討していただける方は、BANDの個人チャットで私までご連絡ください

現在月会費などは発生させていません。とはいえ、有料サービスの契約(zoom、slack、電子契約書サービス、googleチームドライブなど)も始まってそれはDeliverforce株式会社の負担なります。質の高いアライアンス維持のために月額の有料化も将来的には検討するかもしれませんが、今はその段階ではありません。無料です。

ぶっちゃけ、赤帽と似た感じもありますが、よりアクティブにより自由に活動していきたいと思っています。ご不明な点等ありましたら、それもBANDの個人チャットで何でもご連絡ください。ご検討の程よろしくお願いいたします。

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